こんな心情で、あなたは本記事にたどり着いたのではないでしょうか?
- 「アパート投資とワンルーム投資のどっちにしようかな?」と迷っている。
- ネット検索すると「ワンルーム投資は失敗する・怪しい」という意見が多い。だから心配。
- ワンルーム投資は初心者向けで、アパート投資は経験者向けという意見が多い。
10年前のボクがそうでした。(ボクのプロフィール)
「ワンルーム投資とアパート投資のどちらを選ぶか」
悩みに悩みまくりました。
だから、その気持ちは痛い程わかります。
今はワンルーム投資に対して、さほどリスクを感じていません。
ワンルーム投資には、アパート投資より勝るポイントがあるからです。
この記事はワンルーム投資のゴリ推しブログ記事です。
ワンルーム投資はの7つのメリットを明らかにし、あなたを不動産投資の世界へいざないます。
準備はよろしいでしょうか?
さあ、始めましょう。
ワンルーム投資は都心を買えるが、アパート投資は都心は買えない
(東京・川崎・横浜で)不動産投資において、買えるエリアをイメージするとこうです。
赤:ワンルーム投資エリア
青:アパート投資エリア
ワンルームマンションは都心に建設されます。
だから、山手線の内側はもちろん、超一等地の青山・六本木・麻布だって購入可能です!
(ただ、超一等地は旧耐震だったり、利回りが恐ろしく低かったりするのがネックなんですけどね…トホホ)
東京・川崎・横浜・名古屋・大阪などの都市ワンルーム投資では、GA technologies が有名だね。
一方、アパートはもっぱら郊外に建設されます。
というのも、都心部は土地値だけで何億となり、サラリーマン投資家が買える価格帯(1億円前後)から外れて買い手が付かない(売れない)からです。
ワンルーム投資は不人気な1階を回避できるが、アパート投資はもれなく1階が付いてくる
賃貸検索サイト(suumo、homesなど)には、条件を絞り込む機能があります。
その条件のひとつに「2階以上」があるのをご存じでしょうか?
出典:suumo
ここから、賃貸住宅において、一定の割合で1階を避ける傾向があることが分かります。
ワンルーム投資なら、不人気な1階を避けてサクッと購入できるのです。
一方、サラリーマン投資家用の企画アパートは、このような2階建て~3階建て(6室~9室)の規模が多いです。
もし、あなたの選んだアパートが2階建てプランなら、不人気な1階が半分を占めるので、賃貸付(入居付)に苦労するかもしれません。
ワンルーム投資は管理の手間がほぼゼロだが、アパート投資は違う
ワンルーム投資の投資先は区分マンションです。
区分マンションの建物全体は管理組合が運営し、室内はマンション管理会社が運営します。
建物は管理組合が運営
室内はマンション管理会社が運営
建物全体の運営は、管理料と修繕積立金を支払えばそれで完了です。
管理状態のいい区分マンションを買っておけば、自動的に毎月お金が降ってくるのです。
『知らなきゃ損!マンション経営でかかる運営費(ランニングコスト)の正体』
一方、アパート投資はこのようなシステムがなく、自分で清掃を依頼したり修繕費を別枠で積み立てる必要があります。
アパート投資は月々のキャッシュフローは良好ですが、数年に1回ドカンと大きな支出が発生するのです。
ワンルーム投資は修繕積立金という貯金がもらえるが、アパート投資はゼロスタート
ワンルーム投資は買った瞬間【修繕積立金総額 ÷ 部屋数】相当の貯金が手に入ったのと同じです。
区分マンションは大規模修繕に向けて毎月修繕積立金を集めていますが、その全額は自分ではなく売主が積み立てたものだからです。
例えば、購入した区分マンションの修繕積立金の総額が1億円で、部屋数が100室だったとしましょう。
100万円(1億÷100)の貯金をもらったのと同じなのです。
100万円は自由に使うことはできませんが、購入した投資家は1円も出すことなく建物の修繕にあてられるのです。
オイシすぎるじゃないか!
ワンルーム投資は急な出費におびえなくていいが、アパート投資は突然の出費に焦る
アパート投資にはワンルーム投資の修繕積立金のようなシステムがありません。
だから、アパートを買った投資家は修繕積立金に相当する金額を積み立てが必要です。
中古アパートは建物が劣化しているにも関わらず、修繕積立金はゼロ円スタートだよ。
厳しすぎるじゃないか!
1年後に屋上防水工事が待っているかもしれないし、建物が損傷してで急な出費を強いられるかもしれません。
一方、ワンルーム投資では、修繕積立金がごっそり貯まっていれば、そこから修繕することが可能です。
ワンルーム投資は急な出費におびえる必要はないよ。
だから、枕を高くして眠れるんだ。
ワンルーム投資は複数所有でリスク分散できるが、アパート投資の複数所有は難しい
(サラリーマン投資家が融資を受けるのが前提でと考えると)
ワンルーム投資は資産拡大が遅いのがデメリットですが、さまざまなエリアに8室程度なら買えます。
一方、アパート投資は資産拡大が早いというメリットがありますが、1~2棟がいいところではないでしょうか?
なぜなら、それくらいで融資枠(与信枠)の限界がくるからです。
※INVASE バウチャーサービスを使えば、あなたが借りられる融資枠の目安がわかります。
サラリーマン投資家の苦しい融資状況はこちらで綴っているよ。
関連『サラリーマン大家不況到来!ボクの融資もカウントダウンか?』
ワンルーム投資&アパート投資を地図にプロットするとこんな感じです。
<ワンルーム投資>
東京、川崎、横浜、名古屋、京都、大阪、
神戸にワンルームマンションを8室所有
<アパート投資>
首都圏、関西圏にアパートを2棟所有
都市にワンルームマンションを8室所有しているほうが、アパート2棟(12~18室)所有しているよりエリア分散され、リスクが低いのが一目瞭然です。
ワンルーム投資は失敗のリカバリーが効くが、アパート投資は難しい
しかし、その目利きは経験を積むことにより磨かれるため、初心者には無縁の産物です。
もし、あなたの買ったアパートが2018年~2019年にかけて投資家を奈落の底へたたき落としたアノ物件だったらどうしますか?
1億円規模の融資を受けていたならば、普通のサラリーマンの給与ではリカバリーは不可能。ジ・エンドです。
一方、ワンルームマンションなら、新築を複数室買っていない限り何とかなる可能性があります。
不良物件を数室買いこむと、中古ワンルームマンションでさえもリカバリーは難しいからね!
最後に、よくある質問について言及しておきます。
専任業者に「ワンルーム投資 VS. アパート投資」を聞いてもムダ!
専任業者とは、特定の不動産投資に特化した業者のことです。
ワンルームならワンルームマンションのみを、アパートならアパートのみを扱うという感じに。
ワンルーム業者はアパート投資を勧めません。
なぜなら、アパートを購入されると、ワンルームを買えるだけの融資枠が残らなくなり、売れなくなるからです。
同じ理由で、アパート業者はワンルーム投資を勧めません。
だから、「ワンルーム投資とアパート投資のどちらがいい?」なんて聞いても時間のムダなのです。
ワンルーム投資すると決めたら、一途にそれを貫くべきです。
人気『リノシー資料請求した?失敗しない不動産投資の理由がココにあった!』
まとめ:ワンルーム投資のメリット
これだけワンルーム投資を推しておいて何なんだけど、アパート投資家にコンプレックスを感じている区分派は多いよ。
ただ、ボクの資産背景と性格を考えると、ワンルーム投資が最適なんだ。
- 都心の区分マンションを狙える。
- 不人気な一階を避けて投資できます。
- 集金システムをそのまま買える。
- 修繕積立金という貯金がもらえる。
- 急な出費におびえなくていい。
- 複数所有でリスク分散できます。
- 失敗のリカバリーが効くかもしれない。
ワンルーム投資 | アパート投資 | |
---|---|---|
物件価格 | 安い | 高い |
利回り | やや低い | 普通 |
立地 | 都心 | 郊外 |
空室リスク | 低い | 一階が高い |
修繕費用 | 修繕積立金が使える | 自分で積み立てる |
複数所有 | 取り組みやすい | 取り組みにくい |
流動性 | 高い(売りやすい) | 低い(売りにくい) |