2024年大阪マンション投資！価格・利回り・家賃を徹底解説（北区特選）

東京の不動産市場が手が届かないほど高騰している今、大阪のマンション市場、特に北区が新しい投資の機会として脚光を浴びています。
とはいえ、大阪のマンションも価格上昇が続いており、より厳しい利回りに直面しているのも事実です。

ボクも同じように、大阪でのマンション投資に興味を持ちながら、価格上昇と厳しい利回りに悩みました。

しかし、計画的に市場を分析し、適切な投資戦略を立てることで、チャンスをモノにできるのではないかと、ふと思いました。

そこで本記事では、10年以上の不動産投資経験を持つ現役サラリーマン大家（プロフィール）が、大阪北区の1R/1Kタイプのマンション市場について、価格、利回り、家賃の三つの角度から詳細な分析を展開します。

この記事を読むことで、築1年から築40年までの中古マンションを対象に、各築年数での投資価値を徹底比較し、最適なリスクとリターンのバランスを導き出す方法を学ぶことができます。
投資初心者からベテランに至るまで、この分析が賢明な投資選択への手引きとなれば幸いです。

さあ、このブログを通じて、一緒にワンルーム投資の成功を目指して頑張りましょう！

この記事はYouTube版もあります

2024年の大阪マンション投資の市場予測

2023年10月の日本不動産研究所の調査によると、大阪でのワンルームマンションの投資から得られる期待利回りは4.4%です。

※城南：港区、品川区、目黒区、大田区の4区

 

さらに、健美家が発表した四半期収益物件市場レポート（2023年10月から12月）によれば、大阪のワンルームマンション投資の期待利回りは4.75%から7.24%の範囲ですが、全体として年々低下しています。

 

大阪では梅田駅北エリアの再開発、なにわ筋線の開業、国際的なリゾート開発（IRプロジェクト）、そして2025年の大阪万博（EXPO 2025）など、いくつもの大型プロジェクトが予定されています。これらのプロジェクトにより大阪の国際的な地位が向上し、不動産市場にも良い影響が期待されます。

しかしながら、2024年にはマンション投資の利回りが上昇する見込みは低く、むしろ下降傾向が続くと見られています。

本記事のデータの引用元について

本記事のデータ引用元は「健美家（けんびや）」で、2024年5月時点の情報を使用しています。

大阪北区の主要駅（梅田、大阪、北新地、中津、中崎町、天神橋筋六丁目、扇町、南森町、大阪天満宮、なにわ橋、大江橋、中之島）から徒歩10分以内の範囲に位置する30㎡までの1Rタイプ/1Kタイプのコンパクトマンションを選んでいます。

 

これらの物件は、ビジネスエリアや商業施設が集中する地域に位置しており、賃貸需要が高いため、投資家にとって魅力的な選択肢となります。

『大阪のマンション投資おすすめエリアTOP5！失敗知らずの大家が厳選』

 

また、重複して掲載されいるマンションは1つとしてカウントして、下記の条件と件数を分析しました。

この記事の利回りについて

不動産投資の利回りの種類はたくさんありますが、表面利回りがよく使われます。

 

表面利回りとは、年間の満室家賃を不動産の価格で割ったときに計算される利回りのことで、グロス利回りともいいます。

 

例えば、年間賃料が100万円で物件価格が2000万円の場合、100万円÷2000万円で0.05、つまり5%が表面利回りです。

『ワンルーム投資の高利回りに騙されるな！リスクを知って失敗しない投資をしよう』

大阪マンション投資の価格・利回り・家賃の完全ガイド

このグラフは、大阪市北区にある主要駅から徒歩10分圏内のマンションの築年数別の価格・利回り・家賃の推移で、マンションが建ってからの期間によって、価格がどう変わるかを示しています。

 

大阪市北区のワンルームマンションの価格

左軸の単位：万円

 

大阪市北区のワンルームマンションの利回り

 

大阪市北区のワンルームマンションの家賃

左軸の単位：万円

 

新築マンションは価格が最も高いことが一般的ですが、ボクは新築マンション投資に対して否定的な見解を持っているため、この記事から新築マンションを除外します。

詳細『衝撃の結末！新築ワンルームマンション投資家の失敗体験を暴露』

 

一般的に、マンションは年数が経過するにつれて古くなり、価値が下がります。

大阪でマンション投資を検討する際は、築年数が価格、利回り、家賃にどのように影響するかを理解することが重要です。

『地方都市崩壊!?大阪ワンルームの家賃相場が安すぎる3つの理由』

築1年から築10年のワンルームマンションの詳細： マンションの価格・利回り・家賃（大阪市北区）

 

 

大阪市北区の築1年から築10年の1Kタイプの投資用マンションの価格は上記の通りで、多くは1700万円から2100万円で掲載されています。

 

利回りは大体4.2%から4.8%の範囲で、この利回りで市場に出されている物件が多いです。

家賃は平均で7.38万円と高めであり、居住空間も広々としており、平均専有面積は23.7㎡に達しています。

さらに、1平方メートルあたりの賃料は3110円となっており、広さと価値を兼ね備えた住環境が提供されています。

家賃査定はマンション貸す.com を使うと便利です。

間取り・設備の特徴

この築年数での代表的な1Kタイプのマンションこのようなイメージです。

 

大阪市北区の築1年から築10年の1Kタイプの投資用マンションは、バス・トイレ別で、大きめのキッチン、独立洗面台、クローゼットがあるのが特徴です。

『大阪マンション投資の失敗を回避せよ！買ってはいけないエリアはココだ』

築11年から築20年のワンルームマンションの詳細： マンションの価格・利回り・家賃（大阪市北区）

 

 

大阪市北区の築11年から築20年の1Kタイプの投資用マンションの価格は上記のとおりで、多くは1500万円から1800万円で掲載されています。

 

その利回りはおおむね4.5%から5.5%の間であり、この範囲の利回りの物件が市場によく出されています。

平均家賃が6.98万円、平均専有面積が21.7㎡、1平方メートル当たりの賃料単価は3220円です。

 

築10年以内の超築浅中古マンションに比べると、築11年から築20年の1Kタイプの投資用マンションの利回りは少し高くなります。

掲載価格も1600万円くらいになっているため、サラリーマン投資家が手がけやすい価格帯です。

この年代の投資用マンションも、バス・トイレ別で、大きめのキッチン、独立洗面台、クローゼットがあるのが特徴です。

『大阪の不動産投資で失敗する7つの理由！東京人が陥りがちなトラップとは？』

築21年から築30年のワンルームマンションの詳細： マンションの価格・利回り・家賃（大阪市北区）

 

 

大阪市北区の築21年から築30年の1Kタイプの投資用マンションの価格は上記のとおりで、多くは1000万円から1500万円で掲載されています。

 

利回りは、6.0%から7.5%の範囲にあり、市場に出されている物件のほとんどがこの利回りで提供されています。

ワンルームマンションの建設は2000年前後が多かったため、物件数も最多になっています。

平均家賃が6万円、平均専有面積が19.3㎡、1平方メートル当たりの賃料単価は2910円です。

家賃の下落が緩やかになる一方で、長期のローンが組みにくい

ある程度物件が古くなると、家賃の下がり方がゆっくりになります。

 

しかし、そのような物件では、30年ほどの長期間の融資を受けるローンを組むのが難しくなることがあります。 これは、金融機関が古い物件に対して長期間のローンを提供するリスクを避けるためです。

INVASE バウチャーサービスを使えば、ローンの条件を簡単にチェックできます。

これで事前にしっかりと準備ができ、効率的な不動産投資が可能になります。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

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サラリーマン投資家にとっての購入ハードルが上がる

サラリーマンが投資目的でこの年代の物件を買う場合、理想的な融資条件（長期・低金利）のの提示を受けにくいために、購入が難しくなります。

つまり、サラリーマン投資家にとっては、物件購入のハードルが上がるということです。

『大阪マンション投資市場予測2024！価格・利回り・家賃を徹底解説（中央区編）』

価格、利回り、家賃の安定

しかし、その一方で、古い物件は価格と利回りが安定してきます。

つまり、購入した時の価格と将来売却する時の価格の差があまり大きくならない傾向があります。 そのため、こういった物件に投資することで、有利な不動産投資ができる可能性が高いということです。

賃貸管理会社一括比較サービスやマンション貸す.com を活用すれば、あなたのマンションに最適な家賃設定や信頼できる管理会社を簡単に見つけることができます。

間取り・設備の特徴

築21年から30年の1Kタイプの投資用マンションでは、バスルームとトイレは別々になっていますが、独立した洗面台がないケースがあります。

 

このタイプの物件では、洗面台がバスルーム内に設置されていることが多く、これを「2点ユニット」と呼びます。

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築31年から築40年のワンルームマンションの詳細： マンションの価格・利回り・家賃（大阪市北区）

 

大阪市北区の築31年から築40年の1K/1Rタイプの投資用マンションの価格は以下のとおりで、多くは600万円から900万円で掲載されています。

 

6.5%から8.0%の利回りで市場に出されており、ほとんどの物件がこの範囲内で掲載されています。

平均家賃が4.66万円、平均専有面積が18.5㎡、平米あたりの賃料単価は2520円となっています。

サラリーマン投資家には不人気物件が多い

ローンを組める期間も短くなるため、サラリーマン投資家が購入してキャッシュフローを出すのが難しいかもしれませんが、ワンルーム投資に特化したマニアックなプロ投資家が好んで買う価格帯でもあります。

『東京ワンルーム投資は立地が全て！空室率3％の謎の新宿物件を巡回』

間取り・設備の特徴

築31年から40年の投資用マンションの多くは1Rタイプです。

 

狭い専有面積を有効活用するため、バスルーム、トイレ、洗面台が一つの空間にまとめられた「3点ユニットバス」が使用されています。

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大阪マンション投資2024：価格、利回り、家賃のまとめ