マンション経営がスタートすると、このようなランニングコストが発生します。
- 管理委託手数料(管理会社へ)
- 管理費・修繕積立金(マンション管理組合へ)
- 固定資産税・都市計画税(都道府県へ)
管理費・修繕積立金、固定資産税・都市計画税は、マンションを購入したらもれなくかかり、払わないという選択肢はありません。
一方、管理委託手数料は支払わないという選択もあります。
ただし、マンションを自主管理するという条件付きです。
しかしながら、あなたが本業サラリーマン・副業サラリーマン大家なら、管理委託手数料をケチって自主管理している場合ではありません。
必要経費と割り切って支払うのが得策です。
管理委託手数料には価値があり、メリットだらけだからです。
ワンルーム投資の管理委託手数料とは?
晴れてマンションオーナーになった投資家には、苛酷な業務が待っています。
- 家賃の集金(滞納の催促)
- クレームの処理
- 更新の手続き
- 退去立ち会い
- 原状回復
- 入居者の募集(審査・契約)
うわっ面倒くさぁ!
これを抱え込んでしまうと、本当に骨が折れるよ。
でも、アタシの投資家仲間は自主管理&DIYを駆使して、物件増やしてるで!
結構楽しそうやし。ええんちゃうん?
それは考え方次第だね。
DIYまでやりだすと、投資じゃなくて業務になってしまうから。
それに、サラリーマン投資家には時間的にキツいし、技術的な問題もあるからね。
ボクは面倒なことは取り合えずパス!管理会社Love~でいくよ。
技術的な問題って何なん?
素人のDIYは所詮素人レベルってことだよ。その道のプロにはかなわないってこと。
家賃をいただくんだから、一定のクオリティが保証されたプロにお願いするのが筋じゃないかな?
その方が、後でトラブルにならないし。
…。
ゴメン。
つい熱が入ってしまった!
管理委託手数料の話に戻ろう。
(家賃の集金など)マンション経営に必要な業務を一括で引き受けてくれるのがマンション管理会社です。そこへ支払う委託手数料を管理委託手数料といいます。
管理委託手数料はサービスによって違いがあり、家賃の3%~7%が多いです。
定額性の管理会社もあるよ!
ボクが過去に面談したGA technologies
は最低1000円でやってて驚いたね。
『リノシー資料請求した?失敗しない不動産投資の理由がココにあった!』
…。
管理委託手数料は安いが勝ちってわけじゃないよ。
記事の最後に解説するからね。
先に話した通り、(家賃の集金など)これらの業務は投資家本人でもできます。
だから、自主管理しているプロ大家さん(専業大家さん)も意外と多いです。
ですが、よっぽどお金に困らない限り、自主管理はおすすめしません。
その理由を4つ紹介します。
管理委託手数料を支払うメリット1:業務をアウトソーシングできる!
「管理委託手数料=5%」とするなら、家賃6万円のワンルームの管理委託手数料は3000円です。
ワンルーム投資の3000円は貴重ですが、あなたがサラリーマン大家ならそこをケチってはいけません。
なぜなら、サラリーマンがサラリーマン大家でいられるのは、管理委託手数料を支払って、業務をアウトソーシングするシステムのおかげだからです。
管理委託手数料を支払うメリット2:時間を買える!
あなたは多忙な本業を持つサラリーマンでしょう。
家に帰れば、奥様に気を使い、子供の世話に明け暮れる、現代のパパかもしれません。
そんなあなたに、このような時間はありますか?
- 本業中に私用電話(入居者の電話)に出る。
- 本業中に入居者の問題ごとを適切にヒアリングする。
- 休日中にクレームの処理に行く。
- 休日中に募集広告を作る。
- 忠実中に入居付けの営業に行く。
ウゥゥ。同僚と嫁の白眼が刺さるぅ!
うなされてはるわ。
(うなされてらっしゃる)
サラリーマン大家は管理委託料を支払えば、自分の時間が買えるのです。
『「ワンルーム投資 vs アパート投資」ボクが1Rを選んだの7つの理由』
管理委託手数料を支払うメリット3:ワンルーム投資のエリアが広がる!
ワンルームマンションを自主管理をすると、サラリーマン業&家庭に支障をきたすことを解説しました。
さらに、自主管理するなら、自宅付近の物件に限定されます。
なぜなら、電話で処理できない事例が発生すれば、現場に直行しなくてはならないからです。
一方、管理委託手数料を支払ったらどうなるでしょうか?
- 入居者から直電されない。
- 職人の手配は不要。
- 物件に急行する必要はない。
管理会社がすべて対応するため、自ら動く必要性がないのです。
現在のワンルーム投資はリスクの低い東京都心のマンルーム投資に人気が集中していますが、これを可能にしているのが管理委託システムです。
サラリーマン投資家の多くは、地方に住みながら管理委託手数料を支払い、マンション経営を遠隔操作しているのです。
そんなボクも、関西に住みながら首都圏のワンルームマンションにも投資しているよ。
関西の物件も持っているけど、距離が問題になったことはないね。
管理委託手数料のメリットを享受した例だね。
『マンション投資の収支を初公開!サラリーマン大家兼ブロガーでもこれだけ稼げます』
管理委託手数料を支払うメリット4:空室リスクが下がる!
日本は人口減少の真っ最中で、賃貸マンションの空室率の上昇が問題になっています。
しかし、相場の広告料を使い、管理会社が入居をあっせんすれば、都市部のワンルームマンションの空室率は、相場家賃で10%以下をキープできるはずです。
『初心者必見!ワンルームマンションの入居率98%99%は まず疑え!』
ボクのワンルームマンションの空室率は最低で9%だよ。
管理会社はさまざまなネットワークを使って、入居を促進してくれる。
『不動産投資の損益分岐点はズバリここ!空室率は何%まで大丈夫?』
もし、ボクが管理委託手数料の支払いを拒否し、単独で入居をあっせんしたら空室率はどうなるでしょうか?
サラリーマン投資家であるボクには入居あっせんのノウハウがないし、ネットワークもない。
だから、答えは決まっています。
管理委託手数料を支払わないことは、サラリーマン大家にとってリスクでしかないのです。
『賃貸マンションの管理手数料は5%が妥当?その価格に隠された秘密を解明!』
管理委託手数料のメリットのまとめ
管理委託手数料とは、マンション経営に必要な業務を肩代わりしてれる管理会社に支払う手数料のことだよ。
ワンルームマンションの管理委託手数料は3%~7%だよ。
高いのにサービスが悪くて…。
安いのはいいけど、全然仕事せえへんねん!
管理会社に不満タラタラの投資家は、マンション貸す.com で管理委託手数料とサービス内容を確認してもいいのではないでしょうか?
最後にまとめておこう!
サラリーマン投資家が管理委託手数料支払うメリットは4つ。
- 管理業務をアウトソーシングできる!
- 時間が買える!
- 投資エリアが広がる!
- 空室リスクが下がる!