いい物件みっけ。
ポチッ!!
この不動産投資会社。
何かおもしろそうやん。
ポチッ!
不動産投資の資料請求フォームを開くと、多くの個人情報の入力を求められます。
年収、勤務先、家族構成、自己資金…。
この時点で、資料請求をあきらめてしまう投資家もいるかもしれません。
ですが、資料請求せずして不動産投資のスタートはありえません。
不動産投資を始めるためには、何らかの形で不動産投資会社にアクセスが必要だからです。
そうとはいえ、サラリーマン向けに不動産投資を勧める会社は無数にあります。
ボクが不動産投資を始めた2011年頃は、直接電話して直接会って話を聞くスタイルが主流だったと記憶していますが、今はネットで資料請求してから会うかどうか判断可能です。
ネットで「不動産投資の資料請求」を使わない手はありません!
不動産投資の資料請求フォーム例
各社の資料請求フォームはさまざまですが、不動産投資会社が知りたい個人情報は以下の通りです
- 名前・電話番号・メアド
- 生年月日
- 投資経験の有無
- 家族構成
- 自宅所有の有無
- 職業・年収・勤続年数
- 自己資金
- 借入の有無
出典:リノシー
不動産投資会社がこれらの個人情報を欲しがる理由を解説していきます。
名前・電話番号・メアド
あまり深く考えることはありません。
この資料請求フォームで、不動産投資会社はあなたの名前と連絡先を知りたいだけです。
投資経験の有無
この資料請求フォームで、不動産投資会社はあなたの投資レベルを知りたいのです。
特に、不動産投資の経験者かどうかを知りたいのです。
関連『メガ大家は偉い?成功者?サラリーマン大家の新階級制度にご用心』
不動産投資の目的
この資料請求フォームで、不動産投資会社はあなたが不動産投資をする目的を知りたいのです。
あなたが不動産投資をする目的は、この中にあるのではないでしょうか?
- 資産形成(家賃収入・売却益)
- 年金対策
- 節税対策
- 相続対策
- リスクヘッジ(インフレ)
- 不労所得
不動産投資をする目的が分かれば、あなたに合わせた不動産の提案や営業トークができますよね。
生年月日
ここからが本番!不動産投資会社が深く知りたい内容が続きます。
この資料請求フォームで、不動産投資会社はあなたの生年月日、つまり年齢を知ることができます。
トシなんか聞かんといてぇなぁ。アタシに気があるんちゃうん?
(年齢なんか聞かないで。気があるのではないですか?)
それはない!
サラリーマンは銀行から融資を受けて物件を買うことがほとんどだよね?
融資には「満〇歳までの投資家にしか融資しない」という年齢条件があるんだ。
…。
オバアチャンはローンが組めへんってことやな。
そういうこと。
また、サラリーマンが使う不動産投資ローンは、団信(団体信用保険)に入らないとダメだよね?
ある年齢を超えると、持病などが原因で団信で組めなくなる可能性が高いんだ。
不動産投資会社はそれを心配しているんだね。
関連『夢を叶える!オリックス銀行の不動産投資ローンがあなたをサポート』
家族構成
この資料請求フォームで、不動産投資会社はあなたが結婚しているかどうかを知りたいのです。
結婚と不動産投資?何か関係あるん?
結婚より「妻(夫)がいるかどうか」が大事なんだ!
奥さん?(だんな?)何で?
(資料請求した本人が)やる気マンマンでも、妻(夫)に猛反対されてアウトって結構あるんだよ。
不動産投資会社はそれを心配しているんだ。
職業(年収・勤続年数)
この資料請求フォームで、不動産投資会社はあなたのローンの可否を知りたいのです。
不動産投資ローンは住宅ローンと比較すると審査が厳しいです。そして、銀行はお堅い職業やお堅い人物を好みます。
- 年収:500万円以上
- 勤続年数:2年以上
- 医師・歯科医師・薬剤師・看護師・教師などの師業投資家
- 弁護士・司法書士・会計士・税理士などの士業投資家
- 警察官・消防官などの公務員投資家
- 大企業勤務の投資家
こんな人、なかなかおれへんで。
(こんな人いませんよ)
このすべてを満たす必要はないよ。
あくまで、銀行はこういう人を好むということ。
関連『「ワンルーム投資の融資」と「自宅の住宅ローン」どっちが先が正解?』
自己資金
この資料請求フォームで、不動産投資会社はあなたの本気度や、できる不動産投資のジャンルを知りたいのです。
– | 価格帯 | 自己資金 | 融資枠 |
---|---|---|---|
戸建て投資 | 100万円 ~500万円 |
すべて? | ? |
ワンルーム投資 | 500万円 ~3000万円 |
価格の0% ~20% |
年収の5倍 ~10倍 |
アパート投資 | 3000万円 ~10000万円 |
価格の10% ~30% |
年収の10倍 ~15倍 |
※融資枠(ローンを組むことのできる最大額)は、銀行やあっせんする不動産投資会社で異なります
※INVASE バウチャーサービスを使えば、あなたが借りられる融資枠の目安がわかります。
このように、不動産投資は自己資金によって参入できるジャンルが決まります。
ワンルーム投資なら自己資金ゼロからでも取り組める案件がありますが、アパート投資をするなら自己資金はそれなりに必要です。
つまり、資料請求フォームで不動産投資会社が売っている不動産を買える投資家なのかを判断したいわけです。
関連『ワンルームマンション投資は儲からない?バカ扱いする前に知るべき4つの事実』
自宅所有と借入の有無
この資料請求フォームで、不動産投資会社はあなたがどれだけローンを組めるのかを知りたいのです。
(サラリーマン向け不動産投資によると)サラリーマン投資家の融資枠は、ワンルーム投資で10倍まで、アパート投資で15倍までです。
例えば、あなたが年収700万円&住宅ローン4000万円のサラリーマンだったなら、残りの融資枠は3000万円(700万円×10-4000万円)です。
不動産投資会社的には、融資枠が贅沢なサラリーマンを集客したいものです。
人気『リノシー資料請求した?失敗しない不動産投資の理由がココにあった!』
まとめ
不動産投資の資料請求フォームを使って、不動産投資会社が渇望する情報をまとめるとこうだよ。
- 自宅所有の有無
- 職業・年収・勤続年数
- 自己資金
- 借入の有無
サラリーマンの不動産投資はローンとセットになることがほとんどだから、どれくらいのローンが組めるのかを判断したいんだね。
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