毎月入ってくる家賃って同じやん?
これを毎月帳簿付けするん、辛気くさいわぁ。
確かに、それは言えてるね。
今回の記事は、面倒臭がりなあなた向けだよ。
ホンマに?
じゃあ、教えて教えて
本記事を見ているあなたは、こんな不動産投資家ではないでしょうか?
- 物件を買えたのはいいが、どう帳簿付け(記帳)したらいいかで困っている。
- 毎月の帳簿付けに飽き飽きしている。
- 確定申告の締め切り日(3月15日)が近い。
でも、何もしてないので途方に暮れている。
そんなあなたにおすすめしたいのがクラウド会計ソフトfreeeです!
なぜなら、簿記の知識がなくても、freee会計(クラウド会計ソフトfreee)なら毎月の家賃の帳簿付けがこんなに簡単に済むからです。
[本日の帳簿付け]
- 100000円の家賃収入を得た。
- 管理会社へ管理委託手数料5000円を支払った。
- (その結果)銀行口座へ95000円入金された。
freee会計を不動産投資用にカスタマイズする方法
freee会計のデフォルトは事業所得です。不動産所得が記録できるように、設定を変更しましょう!
[設定]→[事業所の設定]を選びます。
[詳細設定]タブを選びます。
[不動産所得使用区分]欄の[使用する]にチェックを入れ、[保存]ボタンをクリックします。
参考:クラウド会計ソフトfreee(公式)「【個人】不動産所得を記帳する」
freee会計の初期設定はコチラの記事にまとめたよ。
『freee会計の不動産投資用カスタマイズ | 初期設定はこれだけ!』
銀行口座の登録方法
クラウド会計ソフトfreeeに、管理会社から家賃が振り込まれる銀行口座を登録しましょう!
[口座]→[口座を登録]を選びます。
家賃が入金される口座を選びます。
不動産投資用の口座はネット銀行が便利だよ。
ベタだけど楽天銀行とかね。
[登録する]をクリックします。
銀行口座の登録完了!
参考:クラウド会計ソフトfreee(公式)「銀行やクレジットカードを登録する(口座を登録)」
賃貸料と外注管理費は分けて帳簿付けする方法
管理会社へ外注管理費(管理委託手数料)(賃貸料の5%程度)を支払えば、マンション経営は半自動化できます。
これが不動産投資のいいところです。
ですので、管理会社から銀行口座に入金される金額は、外注管理費を差し引いた金額ではありませんか?
(賃貸料100000円 - 外注管理費5000円)
しかし、ここで疑問が生まれます。
この2つのどちらが正しいかです。
- 入金される95000円をダイレクトに帳簿付けする。
- 一旦、賃貸料(100000円)を収入として帳簿付けし、外注管理費(5000円)を差し引く。
正解は、もちろん②です。
freee会計を不動産投資で使う準備が整ったね。
実際に、帳簿付けしてみよう!
freee会計「家賃収入の帳簿付けの方法(賃貸料)」
クラウド会計ソフトfreeeで家賃収入を帳簿付けする前に、管理会社を登録します。
取引先(管理会社)の登録方法
[取引]→[取引の一覧・登録]を選びます。
[取引先]→[+新規登録]をクリックします。
取引先(管理会社)の名前を入力して、[登録する]をクリックします。
参考:クラウド会計ソフトfreee(公式)「取引先を登録する」
賃貸料を帳簿付けする方法
下の図を参考にして賃貸料を入力し、[詳細登録]をクリックします。
[税区分]を[非課売上]に変更し、[登録]をクリックします。
税区分を変更する理由は、家賃収入は消費税がかからない非課税収入だからだよ。
参考:クラウド会計ソフトfreee(公式)「税区分の種類と選び方について」
これで、賃貸料の帳簿付けは完成!
次は、この作業パターンを登録しましょう。
次の作業をしておくと、賃貸料の帳簿付けがコピーできるようになるよ。
帳簿付けパターンの登録方法
[取引テンプレートとして登録]をクリックします。
[テンプレート名]を決めて[保存]をクリックします。
これで、賃貸料を帳簿付けするパターンが登録完了!
参考:クラウド会計ソフトfreee(公式)「取引のひな型を作成する(取引テンプレート)」
取引テンプレートを使って「賃貸料の帳簿付け」をコピーしてみよう!
「家賃の帳簿付けの方法(賃貸料)」パターン入力
[取引]→[取引の一覧・登録]を選びます。
[取引テンプレート]から[家賃収入(先ほど登録した取引テンプレート)]を選びます。
家賃入金日を入力して[登録]をクリックします。
過去・未来、どちらも自由自在にコピーできます。
freee会計「家賃収入の帳簿付けの方法(外注管理費)」
[取引]→[取引の一覧・登録]を選びます。
下の図を参考にして外注管理費を入力し、[詳細登録]をクリックします。
[税区分]を[課対仕入10%]に変更し、[登録]をクリックします。
10%の消費税を管理会社に支払っているよね。
だから、課税対象10%を選ぶよ。
参考:クラウド会計ソフトfreee(公式)「税区分の種類と選び方について」
「帳簿付けパターンの登録方法」を参考にして、取引テンプレートに登録して、じゃんじゃんコピーしちゃおう!
『freee会計の料金 | 不動産投資に使うならスタータープランで十分だぞ』
freee会計「家賃収入の帳簿付け」のまとめ
なかなかステキだろ?
こんな感じにじゃんじゃん入力していけば、クラウド会計ソフトfreeeが複式簿記で勝手に帳簿付けしてくれるよ。
この4つの条件がそろえば、青色申告特別控除65万円が狙えるよ!
- 事業的規模(5棟10室)
- 複式簿記で記帳
- 損益計算書を確定申告書に添付
- 貸借対照表(バランスシート)を確定申告書に添付
不動産投資の規模が小さいうちは会計ソフトは不要かもしれません。
でも、簿記初心者が青色申告特別控除65万円を目指すなら、何らかの会計ソフトが必須だね。