不動産投資歴10年、サラリーマン投資家ぴろり(プロフィール)です。
「副業」「副業」と騒がれるようになりましたが、あなたの会社は副業を認めていますか?
ほとんどが「否」ですよね。
ボクの会社も「副業を認めない」と、就業規則で明記されています。
(労働時間ホワイト企業なのですが、副業に関しては化石企業です)
不動産所得がそこそこあるので、バレると少々面倒なことになるよ。
しかしながら、多くのサラリーマンが行う不動産投資は、副業に当たらない可能性が高いです。
なぜでしょうか?
その理由を5つご紹介します!
会社がサラリーマンの副業を禁止する理由
就業規則に副業禁止を謳う会社は、サラリーマンが副業を始めることで、本業に支障が出たり、情報やノウハウが漏れるリスクを危惧しています。
そもそも、サラリーマンが労働時間以外の時間(プライベート時間)をどう利用するかは自由です。
就業規則の規定に抵触したとしても、本業に支障を生じない程度の副業は違反ではありません。
しかしながら、例外的に、サラリーマンの副業を禁止。または、制限できるケースがあります。
- 労務提供上の支障がある場合
- 業務上の秘密が漏えいする場合
- 競業により自社の利益が害される場合
- 自社の名誉や信用を損なう行為や信頼関係を破壊する行為がある場合
サラリーマンの不動産投資は副業として認めざるを得ない
不動産投資だけは、副業として認めざるを得ないのが実情です。
もし、不動産投資を副業として禁止してしまうと、アパート・マンションを相続したときに経営を存続できなくなるからです。
また、転勤などで、自宅マンションを賃貸に出すこともありますよね。
『「不動産投資家は自宅マンションを買うな」は古い!徹底反論するよ』
実際、公務員は一定規模(「5棟10室未満」かつ「家賃収入500万円未満」)の不動産投資は許可を得れば可能です。
前項の場合における次の各号に掲げる事業の経営が当該各号に定める場合に該当するときは、当該事業の経営を自営に当たるものとして取り扱うものとする。
- 独立家屋の数が5棟以上
- 区画された一の部分の数が10室以上
- 不動産又は駐車場の賃貸に係る賃貸料収入の額(これらを併せて行っている場合には、これらの賃貸に係る賃貸料収入の額の合計額)が年額500万円以上である場合
人事院規則14-8における人事院通達より抜粋
サラリーマンの不動産投資は副業にあたらない可能性が大
前置きが長くなりましたが、本題です。
自主的に行う不動産投資も副業にあたらない可能性が高いです。
その理由を5つ紹介します。
1.不動産投資は本業に影響しない
通常、不動産投資の運営は、管理会社に業務委託します。
だから、本業に支障をきたすことはありませんし、自分の時間を消費することもありません。
コレ、本当に大事
『賃貸マンションの管理手数料は5%が妥当?その価格に隠された秘密を解明!』
2.不動産投資は業務上の秘密が漏えいしない
(不動産関係者は別ですが)一介のサラリーマンが不動産投資を行うことで、業務上の秘密が漏れるわけがありません。
漏れるのであれば、漏らし方を知りたいです。
『解決!令和5年開始のサラリーマン副業増税法は不動産投資に影響する?』
3.不動産投資は自社の利益を害さない
(不動産関係者は別ですが)一介のサラリーマンが不動産投資を行うことで、自社の利益を害することができるでしょうか。
無理ですよね。
『ワンルームマンション投資は儲からない?バカ扱いする前に知るべき4つの事実』
4.不動産投資で名誉や信用を損なうことはない
不動産投資は「投資」と名が付いていますが、本質は事業です。
入居者が買えないような価格のワンルームマンションをローンで購入し、適正な家賃で提供する。
名誉ですよね。尊いですよね。
『マンション投資の収支を初公開!サラリーマン大家兼ブロガーでもこれだけ稼げます』
5.不動産投資で10室・家賃収入500万円以上は難関
不動産投資界隈では、このような景気のいい話であふれています。
- たった3年で、資産10億円!
- 普通のサラリーマンが資産3億円!
- 年間家賃1億円達成!
夢を壊して恐縮ですが、不動産投資で年間家賃1億円どころか、家賃500万円に到達することすら難関です。
本業で年収500万円上げるよりは、よっぽど簡単だけどね。
不動産投資の年間家賃500万円の規模は、8戸くらいが目安になるからです。
しかしながら、多くのサラリーマンが所有できるのは5戸程度で、そのあたりで、ローンの枠がいっぱいになります。
実際、GA technologies に面談に行ったときも、ほとんどがゼロ・多くて3戸程度と営業マンが語っていました。
また、INVASE バウチャーサービスを使えば、あなたの融資枠はいくら残っているのかを確認することができます。
だが、バレると厄介なのが不動産投資
副業になる可能性が低いとはいえ、不動産投資は同僚・先輩などにバレるとかなり厄介です。
不動産は所有欲を満たしてくれるし、富を世間にアピールする格好の材料です。
しかし、あなたが「サラリーマンとしての地位を守りたい」と思うなら、不動産投資をしている事実を(会社関係者に)話すべきではありません。
何で?
ものすごく、言いたいねんけど!
断言する。
絶対に止めた方がいい!
オレは会社の飲み会で言うったったわ!
もう、神様扱いやで!
…
不動産投資に興味を持つサラリーマンは増えてきました。
ですが、不動産投資は市民権を得たとは言い難いです。
「不動産投資(不動産投資)は金持ちがする投資」というイメージがまだまだぬぐいきれません。株やFXとは次元が違うのです。
それを行っていると知った会社関係者はどう思うでしょうか?
想像してみてください。
表向きは「凄いね!」「どうやってするの?」と、うれしいレスポンスを得られるかもしれません。
しかし実際は、腹の中では別のことを考えているものです。
『サラリーマン副業の最高峰が不動産投資と言われる5つの理由』
まとめ
サラリーマン社会で生存するためには、妬み・羨み・嫉み(ねたみ・うらやみ・そねみ)から、いかに身を隠すかが大事だよね。
不動産投資は副業にあたらない可能性が高いけど、「副業を認めない」と、就業規則で明記されている場合は、バレないように細心の注意を払おう。
ボクは不動産投資が原因で、干されたサラリーマンを見てきたから。
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